開平小学校とスロバキア バンスカー・ビストゥリツァ市国立歌劇場の交流会が行われました
- e-yoko
- 6月29日
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6/20(金)、開平小学生の4年生~6年生とスロバキアの国立歌劇場の方々との交流会が行われました。
最初はスロバキアの紹介。写真を見ながらお城がたくさんあること、自分たちの歌劇場のある町の様子やその建物、スロバキアの文化などの話を聞きました。

続いてオペラ・オペレッタ・ミュージカルの違いについて実演。
オペラはカルメンで歌のみ、オペレッタはこれに二人などで歌ったり身振り手振りがつきます。
ミュージカルはマイフェアレディの一曲を歌ってくれましたが、その圧倒的な声量に開平ホール全体ががびりびりと震えるようでした。その後はソリストみんなで踊りながら歌い、子どもたちから自然と手拍子が起こりました。

最後に歌劇場のみなさんと一緒に「夢の世界を」という曲の合唱。
ピアノ伴奏は教頭先生、子どもたちも大きな声で歌っていました。

合唱の後は子どもたちから歌劇場の皆さんへの質問タイム
子) 歌うモチベーションは?→歌)お客さんに喜んでもらうこと
子)プロになるにはどうすればいいか?→歌)能力がないと難しいけど、たくさん練習して頑張ればなれる
子)どのくらい練習するの?→歌)だいたい一日4時間くらい
子)新しい曲をやるときにはどのくらい時間がかかる?→歌)ものによるけど、だいたい5か月くらい
子)好きな曲はありますか?→歌)各ソリストそれぞれの答え
子)年収はいくらくらい?もうかるの?(聞きにくそうに聞いていた)
→歌)私たちは公務員だか生活は充分できるから満足している。ただ、芸術家はそれだけで食べていくのは大変
子どもたちから、歌劇団の方々へたくさんの質問が一人、また一人と止まらず、教頭先生がこれで最後ね!と制していたくらいの勢いでした。

あっという間に楽しい時間が終わり、最後に6年生の代表者が花束とスロバキア国旗の3色の千羽鶴、
感謝の言葉を伝えられました。

今回の交流会はスロバキア共和国の名誉領事を務め、毎年バンスカー・ビストゥリツァ市国立歌劇場のオペラの日本ツアーの大阪開催を支援しているシークス株式会社(備後町)から、歌劇場と地域の小学校との交流を、と相談をうけたことから実現できました。

目の前でプロの、それも外国のオペラを見れる機会は、子供たちにとってかけがえのない機会だったのではないでしょうか。とても素晴らしい活動、引き続き来年以降も楽しみにしています。
(文章・細田)
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