江戸時代の大坂に12あった公儀橋の一つである高麗橋。豊臣の時代から架かっていた、とても歴史のある橋です。江戸時代の高麗橋は橋の西詰に高札が設置され、高麗橋筋には三井呉服店。まさしく商都大阪の中心でした。現在も、欄干に擬宝珠(ぎぼし)・親柱(おやばしら)の櫓屋敷のモチーフが、橋とこの界隈の歴史を伝えています。
そんな位の高い橋の象徴でもある擬宝珠ですが、昨年からずっと修理中で1個欠け、ちょっと残念な状態でした。いつ治ってくるのかはっきりせず心配していましたが、とうとう修理が完了。高麗橋に欠けていた擬宝珠が元の状態になりました。
親しみを込めて、“おかえりなさい、玉ねぎ!”
西詰でずっと高麗橋を見守る会長から元に戻った高麗橋の写真が届きました。
大切な高麗橋、これからもみんなで大切にしていきたいです。
Comments